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最初のポイントリリースが出たのでUbuntuを24.04.1にアップグレードする

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はじめに

Ubuntu 24.04のリリースから約4ヶ月。
最初のポイントリリースが出たのでメインPCのUbuntu 22.04.4を24.04.1にアップグレードした記録です。
アップグレードはGUIでもできるようになっていますが、コマンドラインでの実行記録です。

アップグレード準備

前提

アップデート前のシステム情報は以下の通りでした。
system-info-before

※Linux Kernelはスクショし忘れましたが確か6.8…

テーマ、拡張機能の無効化

トラブルのもとになりそう(偏見)なので、Whitesur-gtk(MacOS風のデスクトップテーマ)を無効化します。
私は切り忘れたのですが、拡張機能もいったん無効化したほうがいいかもです。

バックアップ

Ubuntuには/homeの領域などをGUIでバックアップできるアプリが標準で備わってます。
Googleドライブやご家庭のFTPサーバ、ファイルサーバなどに保管できるので、万が一のデータロストが怖い人はやっておきましょう。
私は容量不足なのと、データロスト上等なのでやってないです。

既存パッケージのアップデート

メジャーバージョンのアップグレードの前に、念の為既存パッケージのアップデートと再起動をしておきます。

   sudo apt update

sudo apt upgrade

sudo apt full-upgrade

# 念の為
reboot

アップグレード実施

いよいよアップデートコマンドを実行します。
do-release-upgradeコマンドを使用します。
オプションなしで実行できるとネットで見たんですが、私の環境では不可でしたので以下のコマンドで実行しています。

   sudo do-release-upgrade -p '24.04.1 LTS'

do-release-upgrade

アップグレードが始まると大量のパッケージの置き換えが行われます。
対話型のプロンプトに従いながら、処理を進めていきます。
全部終わるのに2時間半くらいかかりました。

最後に再起動が求められます。
さようなら22.04。

アップグレード完了

こんにちは24.04。2年間よろしくね。

system-info-after

GNOMEが42 -> 46と一気に上がりましたね。
kernelは据え置き。
※ディスクが不明になっているが気にしない。

アプリの起動確認

大した時間は触っていないですが、基本的に問題なく使えました。
(VSCode, VMware, Chromeなど)
問題があったのはいまのところ以下くらいです。

  • wine
  • Hyper
  • git-remote-codecommit

wineはパッケージがリネームされて起動できなかったので再インストールしました。
(wine-stable -> winehq-stable)
上記インストール後、wineのバージョン自体は変わっていなかったため、アップグレード前に使用していたWindowsアプリは問題なく使用できました。

また、ターミナルとして使用しているHyperは、/opt/Hyper/chrome-sandboxというディレクトリのパーミッション設定が必要でした。
SUID(Set User ID: ファイル所有者の権限で実行できるようにする設定)が必要になったため。

git-remote-codecommmitは、AWS CodeCommitをgitコマンドで操作するためのPythonパッケージですが、Pythonバージョンが変更になったため再インストールが必要でした。
また、以前はpipでグローバルにインストールできたのですが、24.04からはシステムにプリインストールされたPythonではパッケージ変更ができないようでした。
(一応オプションつければ強制インストールできるが非推奨。)
そのため、pipxを使ってパッケージを再インストールしました。

拡張機能の再設定

journalctlでログを見ていると、GNOMEの拡張機能のエラーが大量に出ていました。
GNOMEのバージョンが上がったせいで使えなくなってしまったと思うので、Extension Managerで拡張機能の確認、無効化をします。
もちろん逆もしかりなので、改めてカスタマイズを見直す機会になりました。

不要パッケージの自動削除

アップグレード後に使われなくなったパッケージが大量にあるみたいでした。
sudo apt autoremoveで削除します。

おわりに

アップグレードは思ったよりも時間がかかりましたが、想定外にうまく移行できて良かったです。
UbuntuのLTSバージョンは2年毎にリリースされるので、次回のアップデートは2026年になる予定です。
その時にはリリースノートを読みながら簡単な解説できるようになりたい、、、
別のディストリビューションに乗り換えていなければの話ですが、、、

参考